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東京都保健医療局は2026年9月3日、港区で開催されたイベントの食事による食中毒を発表しました。患者として確認されたのは8月22日・23日の来場者78人で、8月23日午前1時頃から26日午後4時頃にかけて、下痢、腹痛、発熱などの症状が出たとしています。人数は発表時点の確認値です。
みなと保健所は、飲食店が調理して会場で販売した冷やし蟹ラーメンを原因食品とする、サルモネラ属菌の食中毒と断定しました。これは今回のイベントで提供された食事についての調査結果であり、蟹や冷たい麺類全般が危険だとする発表ではありません。個別の食材への汚染経路を推測して広めることも避ける必要があります。
厚生労働省の解説では、一般的なサルモネラ食中毒は汚染された食品を食べてから半日~2日間程度で、激しい腹痛、下痢、発熱、嘔吐などが現れます。ただし症状だけで原因菌は判定できません。この目安を使って、今回発表された患者の発症時刻や個人の診断を独自に訂正することはできません。
サルモネラ属菌は動物の腸内や河川などに広く存在し、卵や食肉など多様な食品で食中毒の報告があります。食品そのものだけでなく、菌を持つ人や調理器具を介して別の食品へ移る二次汚染にも注意が必要です。生の食材を扱った手や器具を、そのまま加熱後の料理に触れさせないようにします。
家庭での対策は、肉や卵を十分に加熱し、料理を常温に長く置かず、速やかに冷蔵することが中心です。厚生労働省は肉・卵の加熱について75℃以上で1分以上を示しています。見た目の清潔さだけでは菌の有無は分からないため、手洗い、器具の洗浄、食材の保管を組み合わせて管理してください。
食後に腹痛や下痢、発熱などがある場合は、自己判断で原因を決めず医療機関へ相談してください。受診時には食べた物、食事の日時、症状が始まった時刻を伝えると状況の把握に役立ちます。今回の発表の対象となる食事を利用した人は、東京都の続報や保健所の案内も確認してください。






