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ICCはInternational Criminal Courtの略で、日本語では国際刑事裁判所です。オランダ・ハーグに置かれ、集団殺害犯罪、戦争犯罪、人道に対する犯罪、侵略犯罪について、責任を問われる個人を捜査・訴追・裁判する常設の国際裁判所です。国家間の争いを扱う国際司法裁判所とは役割が異なります。

ICCは2002年に発効したローマ規程を基礎に活動します。各国の刑事司法に代わってすべての事件を扱うのではなく、関係国に捜査や訴追の意思または能力がない場合などに補完的に機能する仕組みです。管轄権の成立には、犯罪が行われた場所、被疑者の国籍、国連安全保障理事会からの付託などの条件があります。

赤根智子さんは日本の元検察官で、2018年にICC判事へ就任し、2024年から所長を務めています。ICCへの候補者資料では、検察官として35年以上勤務し、刑事法・国際刑事法、法教育などに携わった経歴が示されています。

ICCは2026年8月19日、米国が赤根所長と検察局の職員を新たな制裁対象に指定したと発表しました。ICCは裁判所の独立性への攻撃だとして反発し、職員と被害者を支えながら任務を続けるとの声明を出しています。米国側はICCが権限を越えていると主張しています。

赤根所長は8月26日、日本記者クラブ主催のオンライン会見にハーグから参加しました。制裁を受ける理由はないとの立場を示し、日本政府に対してICCと法の支配を守るための働きかけを求めました。会見開催とテーマは日本記者クラブの公式記録でも確認できます。

ICCをめぐる評価は加盟国、非加盟国、個別事件の立場によって分かれます。逮捕状や制裁の対象、事件の有罪・無罪は別の問題です。検索時は、ICC自身の声明、制裁を発表した政府、加盟国の公式見解を分けて確認し、一方の主張だけを裁判所の確定判断として扱わないことが重要です。

ICCの制度と制裁情報は2026年8月27日5時06分時点のICC、日本記者クラブ、関係報道に基づきます。個別事件の法的評価や政府の立場を単純化して断定していません。