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8月27日午前、札幌市北区の北海道大学理学部の施設で、実験中の学生3人に薬品がかかり搬送される事故がありました。毎日新聞の配信記事は関係者への取材として、大学院生1人が死亡し、薬品はフッ化水素酸とみられると報じています。事故の詳しい経緯や原因は、確認時点で公的な最終発表が出ていません。
フッ化水素酸は、フッ化水素を水に溶かした液体です。厚生労働省の資料では、洗浄、ガラスの艶消し、半導体製造、メッキなどで使われる一方、皮膚や目への接触、吸入によって重い健康被害を起こし得る物質とされています。
一般的な強酸とは異なり、接触直後は刺激が弱く、気付かない場合があることが危険性の一つです。厚生労働省の化学熱傷資料は、組織の深部まで浸透して骨を傷めることや、血中のカルシウムと結合して全身中毒を起こす可能性を示しています。
厚生労働省の安全データでは、皮膚に付着した場合は汚染された衣類を直ちに脱ぎ、皮膚を水またはシャワーで洗って、直ちに医師へ連絡するとされています。目に入った場合も数分間注意深く水洗し、コンタクトレンズを容易に外せる場合は外して洗浄を続け、直ちに医療機関へ連絡します。
専門設備のない場所で中和剤を作ったり、症状が軽いからと経過を見たりするのは危険です。救助する人も薬品に触れないようにし、職場や学校の緊急手順に従って消防・救急と管理責任者へ連絡してください。この記事は個別の事故対応や医療判断の代わりにはなりません。
事故をめぐっては、搬送直後の報道とその後の情報に差があります。亡くなった学生の所属や実験内容、容器や設備の状態を推測して個人の責任を断定せず、北海道大学、警察、消防などの正式発表が出た場合に更新内容を確認する必要があります。






