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気象庁は2026年9月12日9時30分、十勝岳に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)へ引き上げました。対象は富良野市、美瑛町、上富良野町、南富良野町、新得町です。レベル3は危険な地域への立入規制などを求める段階であり、対象市町村の全域から避難するという意味ではありません。
引上げの理由は、熱活動が高まった状態が続くなか、8月17日以降に山体付近を震源とする振幅の大きな火山性地震が増えたことです。気象庁は、3月以降に山体付近のやや深部の膨張を示す地殻変動が続き、4月以降は二酸化硫黄の放出量も増えていると説明しています。
警戒が必要なのは、62-2火口から概ね3kmの範囲です。噴火に伴って弾道を描いて飛ぶ大きな噴石のおそれがあるため、登山や観光目的でも規制区域へ入らないでください。風下側では火山灰や小さな噴石が離れた場所まで流される可能性があり、風向きと自治体の案内も確認が必要です。
9月12日16時の気象庁情報では、同日9時以降に火山活動の特段の変化はなく、15時時点で62-2火口付近の噴煙・噴気にも特段の変化はないとされました。ただし、活動が活発化しているとの評価とレベル3は継続しています。見た目が穏やかでも安全が確認されたとは限らず、山へ状況を見に行く行為は避けてください。
上富良野町は、十勝岳温泉地区の凌雲閣とカミホロ荘に高齢者等避難、吹上温泉地区の白銀荘に避難指示を案内しています。一方、その他地区の住民生活には影響がないとしています。施設、道路、登山口の扱いは更新されるため、旅行や登山の前には上富良野町など関係自治体の最新ページを開いてください。
火山情報は状況に応じて随時更新されます。確認する順番は、気象庁の十勝岳活動状況、滞在地の自治体情報、利用予定の道路・交通・施設の公式案内です。古い地図やSNS投稿ではなく、発表日時と警戒レベルが表示された最新情報を使い、避難情報を受けた区域では自治体の指示を優先してください。






